2021-03-24 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
○森参考人 お答えいたします。 久しぶりの答弁でございますが、残念なことは、この久しぶりの答弁で、冒頭でおわびをしないといけないことでございます。 今回の東京外環の工事に伴いまして、陥没あるいは空洞を発生させてしまったこと、これ自身は、その地下を、トンネルを掘らせていただいていた、これが原因になって地上に陥没が発生をしたということ、委員会からも御指摘をいただいておりまして、事業者として心からおわび
○森参考人 お答えいたします。 久しぶりの答弁でございますが、残念なことは、この久しぶりの答弁で、冒頭でおわびをしないといけないことでございます。 今回の東京外環の工事に伴いまして、陥没あるいは空洞を発生させてしまったこと、これ自身は、その地下を、トンネルを掘らせていただいていた、これが原因になって地上に陥没が発生をしたということ、委員会からも御指摘をいただいておりまして、事業者として心からおわび
○森政府参考人 お答えさせていただきます。 復興道路また復興支援道路は、広域的な連携、交流を通じまして三陸沿岸の復興を支える重要な道路ということで認識しておるところでございます。 復興道路といたしまして今進めております三陸沿岸道路、これにつきましては、百四十八キロで事業を推進、そして現在まで六十五キロが開通しておりまして、特に用地買収あるいは工事がかなり進捗している区間、例えば山田—宮古南、田老
○政府参考人(森昌文君) 今委員から御指摘のように、NEXCO西日本で、特に新名神の高速道路で橋梁の架設工事現場で、四月以降連続して二度にわたる工事事故が発生をしたということに関しまして、非常に御心配をお掛けをしております。申し訳なく思っております。 このように、供用中の道路の上に橋桁等が落ちて通行止めになってしまったという、こういう事故が二度続いて発生したということ自身、NEXCO西日本の安全管理
○森政府参考人 お答えいたします。 委員御指摘の中九州横断道路、今回の熊本大地震の際にも、大分県の竹田側の方から物資が届けられる、あるいはボランティアの方々がそちらの方から阿蘇地域に入ってこられているというような実態もございまして、災害時の住民の避難、あるいは緊急物資といったような輸送の観点からも重要な路線だというふうに認識しているところでございます。 現在、委員も御指摘ございましたように、大分県側
○森政府参考人 お答えいたします。 まず、国道五十七号でございますが、今回被災を受けて、一日も早い復旧が必要であるわけでございます。特に、今回大きな被災を受けました地区、この周辺の、例えば立野地区につきましても、国道五十七号の上部の山側が崩落をしているというものに加えまして、下側というんでしょうか、足元側の黒川につきましても、かなり大規模な崩落が見受けられるところでございます。また、今後の余震あるいは
○森政府参考人 お答えいたします。 今回、熊本地震におきましては、多数の電柱が倒壊をしたり傾いたりということが発生をいたしました。しかしながら、まずは被災者の生活を守るという視点で、地域におきます電力、通信のサービス提供を早期に回復させるという観点で、一部、仮設電柱あるいは高圧発電機車といったようなものを持ち込みまして、応急的な復旧を今行っているというふうに聞いているところでございます。 無電柱化
○森政府参考人 お答えいたします。 この阿蘇大橋地区につきましては、まさに大崩落いたしました斜面の安定化、そして国道五十七号、JR豊肥線、そして加えて、これは県が管理しておった道路でございますが、国道三百二十五号の阿蘇大橋、こういったものを一体的に国の技術力でもって復旧するということを方針として出させていただいているところでございます。 今委員御指摘の着手ということに関しましては、この崩落した斜面崩壊
○森政府参考人 お答えいたします。 高速道路上におけますETC、これは料金所におけます渋滞をなくすために設置されたものでございます。ただ、このETCのゲートの中にございますバー、棒でございますが、横バーに関しましては、これ自身が運転者に対してストレスを与えているのではないかというような御指摘もあり、委員御指摘のように、昨年十月から、NEXCO東日本におきまして、圏央道の三つの入り口の料金所でETC
○森政府参考人 お答えいたします。 人、物、こういった流れは、あらゆる社会経済活動の根幹でございます。今委員御指摘のございましたように、日本全体の移動にかかわります時間の約四割が渋滞で余計なロスを発生させているという報告もあるところでございまして、高速道路の効果的な渋滞対策で、生産性の向上、ひいては有効労働時間を増加させるといったようなことを実現していくことが必要ではないかと考えているところでございます
○政府参考人(森昌文君) お答えさせていただきます。 今委員御指摘のように、私たち、高速道路を造っていくときの暫定二車線という場合には、将来四車線整備をする際に手戻りといったような工事ができるだけ少なくなるように、中央分離帯を設けずにラバーポールというゴム製のポールを立てて暫定的に二車線を分離させていただいているという、そういうのが暫定二車線の構造ということでございます。その結果、それを押しのけてというんでしょうか
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 今御指摘のように、私たちの今、日本の高速道路につきましては、車線数は基本的には四以上を基本に計画をさせていただいているところでございます。しかしながら、御指摘のようにまだネットワークがつながっていないというようなこともございまして、ネットワークを早くつなげていこうという、ネットワークの早期整備の観点から、交通状況そしてまた整備コストといったものを踏まえまして
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 委員御指摘のように、国道五十七号は熊本—大分を結びます大動脈でございますし、国道三百二十五号、これは阿蘇地区への流出入します幹線インフラでございます。特に、今回被災をいたしました阿蘇大橋地区、ここの復旧に関しましては対策が極めて急がれているという認識をしているところでございます。 今、現状どのようになっているかというところでございますが、行方不明者の
○政府参考人(森昌文君) お答えさせていただきます。 首都圏の高速道路料金につきましては、本年四月一日から新しい料金制度を開始させていただいたところでございます。 具体的には、委員御指摘のように、圏央道などの整備の進展に合わせまして、これまでばらばらでございました料金水準を統一していくということ、そして、これはできれば圏央道を利用していただくということを促すためではございますが、起終点が同じであれば
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 都市内における物流業者の荷さばき駐車スペースの確保につきましては、円滑な物流を確保する上で重要な課題であるというふうに認識をしております。 これまでも、荷さばき駐車スペースの確保につきましては、物流事業者による確保に加えまして、国交省といたしましても、地方自治体、あるいは荷主、物流事業者、警察などとも連携しながら、路外駐車場の空き容量を有効に活用するというようなことをまず
○政府参考人(森昌文君) まず、道路の被災あるいは復旧状況について御紹介をさせていただきます。 まずは高速道路でございますが、今応急復旧によりまして、本日の十一時時点で、九州道三路線、まだ七十五キロが通行止めという状況になっておりまして、このうち九州自動車道につきましては、八代インターチェンジから嘉島ジャンクションまでの三十三キロについて本日中には、そしてまた、残る植木インターチェンジから嘉島ジャンクション
○政府参考人(森昌文君) NEXCO西日本が工事を進めておりました新名神高速道路の現場におきまして、施工中だった橋桁が落下する事故が発生をいたしました。この事故で、工事の作業をしていた二名の方がお亡くなりになり、八名の方が負傷されました。亡くなられた方々に対し心から御冥福をお祈りいたしますとともに、負傷された方々に対しお見舞い申し上げる次第でございます。 国土交通省では、事故直後からNEXCO西日本
○森政府参考人 お答えいたします。 阿蘇大橋地区におきまして大規模な斜面崩壊が発生いたしまして、国道五十七号並びに三百二十五号、阿蘇大橋が通行不能となっているところでございます。 現在、この発災箇所付近では、行方不明者の捜索活動がまだ続けられているところでございまして、私どもとしてもその支援を行っているところではございます。 しかしながら、これらを戻すには、仮道あるいは仮橋といったようなことによって
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 今委員御指摘の高規格幹線道路、高速道路全体の計画でございますが、元々この高速道路の計画は、少子化、高齢化等が進展する中で高速交通サービスを全国的に広げていきましょう、そしてまた都市相互に連絡をいたしまして高度な都市サービスが広がるようにという意味での拠点都市相互を連絡するといったような目的としまして一万四千キロの計画を立てさせていただいたところでございます
○政府参考人(森昌文君) 今御指摘のございました実験でございますけれども、今年度中から始めたいとは思っておりますが、実際にこのETC二・〇という機械が全体としてはまださほど大きな普及を見せておりませんので、台数的な規模もございます。あと、加えて、ある程度一般的な形で御利用いただいたその成果を見定めるということも必要でございますので、実験についてはやはりある程度、一年、二年といったようなオーダーでその
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 委員の方から、昨年、この旧豊橋チェックバリアの土地の有効利用ということでの御質問をいただいていることも確かでございます。 私どもの方が、その土地を持っております高速道路機構及び高速道路会社において、特に機構の方のホームページで民間の募集をということでやらせていただいておりますが、結論から申しますと、いまだにその土地は売れておりません。元々、遊休地がある
○森政府参考人 今大臣がお話しさせていただきましたように、淀川を渡る橋の場所、あるいは橋の構造といったものを経年的に地元の自治体の方々、そして国、府といったメンバーで議論をさせていただいているところでございます。 その際の一つの案として、今委員から御質問がありましたように、新名神の高速道路に、これからつくるのであるから、その横に橋をくっつければいいではないか、それが淀川を渡る橋の一つとなり得るのではないかという
○森政府参考人 お答えいたします。 路面の下にできます空洞といいますのは、下水道などの埋設管路が破損いたしまして、そこから道路の下の土を吸い出してしまうというようなこと、あるいは、私たちがつくっております道路本体の土の構造物と、橋といったようなかたいもののちょうど境界部に当たるところから、雨あるいは振動等によりまして土砂が流出してしまうということで発生するということが一般的に言われているところでございます
○森政府参考人 お答えいたします。 地震によりまして跨道橋あるいは跨線橋といったものが崩落いたしますと、救命救急あるいは緊急物資の輸送といったようなことに対する障害になってまいりますし、公共交通の途絶といったような重大なインシデントになるわけでございます。 委員御指摘のありました、平成二十六年七月に施行されました省令によりまして、私どもの方、橋、トンネルにつきましては五年に一度の近接目視の点検を
○森政府参考人 お答えいたします。 委員御指摘のとおりでございますが、少し数字を述べさせていただきますと、阪神高速の環状道路を使う車が、実は、東京自身が約六割に対しまして、通過交通が約七割を占めるという、都心に用事がない車がどんどん入ってきている、今そういう非常に厳しい環境にございます。その結果、阪神高速の東大阪線に関しましては、全国の都市高速でワースト六位、こういう渋滞状況を呈しているという状況
○森政府参考人 お答えいたします。 先ほどと少し重複するところではございますが、大阪都市圏の、今お話がございました湾岸エリアでの開発、そしてまたユニバーサルスタジオ等々を中心としました地域の活力を向上していくためのいろいろなさまざまなレクリエーション施設、それらを有機的に連携していく路線として、私どもも、その重要性、役割を認識しているところでございます。 そういう意味合いからも、一日も早く地域の
○森政府参考人 お答えいたします。 委員御指摘の淀川左岸線延伸部でございますが、これは、淀川のちょうど左岸の部分に関しまして、近畿自動車道、そしてまた互いにその近畿自動車道の環状道路になります阪和線を連絡いたします区間の一部を構成するものでございます。 実際に、この淀川左岸線の延伸部につきましては、延長十キロということで、一部の区間が切れているばかりに、湾岸線、あるいは大和川線、そして近畿自動車道
○森政府参考人 お答えいたします。 本日六時現在の取りまとめでまいりますと、通行どめになっておりますところが、高速道路につきましては、今御指摘のありました九州道を含めまして、盛り土の崩壊が起こっていたり、あるいは高速道路の上にかかっている橋がそのまま落ちてしまう、跨道橋が落橋しているという場所がございまして、三路線百七キロが通行どめになっております。 一番最大時では五百九十九キロが通行どめになっておりましたので
○政府参考人(森昌文君) 今回の違法の放置物件を撤去後のその取扱いについて、今までもいろいろ様々議論があったところではございますが、違法に道路上に放置された物件でありましても、その所有権はやはり占有者にあるということがございます。撤去した物件をその占有者の権利を不当に侵害することなきよう、やはり保管等の手続は定めているというのが実態でございます。 実際の公示の手続でございますけれども、保管した違法放置等
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 道路の清掃、こういった身近な課題の解消、あるいは道路利用者ニーズのきめ細やかな対応ということに当たりまして、行政の取組に加えて地域の自発的な取組が重要であるというふうに認識しております。 このため、今回、道路協力団体制度を法律の中に組み込ませていただいて、駅周辺の商店街などの民間団体の方々、あるいは道路管理者との連携強化によります道路管理の一層の充実
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 直轄国道と鉄道が交差する踏切に係りましては国踏切道改良計画、そしてそれ以外の、直轄国道以外の道路との交差の部分については地方踏切道改良計画というもの、この二種類を作ることとなっております。特に、この直轄国道と鉄道が交差する踏切に係ります国踏切道の改良計画、これについては鉄道行政を所管します国土交通大臣、そして道路行政、要は直轄国道を管理しております国土交通大臣
○森政府参考人 お答えいたします。 今御要請ございました東海環状自動車道は全体として百六十キロの環状道路でございまして、愛知県、岐阜県、三重県のそれぞれの主要都市を連絡いたします高規格幹線道路でございます。 今、まさに御紹介ございましたように、東回り区間七十六キロというのがもう開通をしておりまして、特に自動車産業が盛んな豊田市を中心としまして、周辺との所要時間が大幅に短縮されたことによりまして、
○森政府参考人 お答えいたします。 今委員御指摘のように、人流、物流はあらゆる生活活動の根幹でございます。効果的な渋滞対策によりまして、渋滞により費やされている無駄な浪費時間というんでしょうか、そういったものを解消する、いわゆる生産性の向上、ひいてはこれが有効労働時間をふやすということになってまいるわけでございます。 今御指摘のありました三重県の北勢地域、中勢地域、この周辺は、四日市市あるいはまた
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 今御指摘いただきました道路トンネル非常用施設設置基準でございますが、これはトンネル内の火災あるいはその他の事故が発生いたしましたときに被害を最小限にとどめるために昭和五十六年に確かに定めたものということとなっておりまして、交通量そしてトンネルの延長というもので等級を決めて、それに従って設置する設備を決定しているという状況にございます。 今お配りしていただいた
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 道路整備につきましては、ネットワークとしてつながることによりまして移動時間が短縮されるということだけではなくて、代替路が形成されることによりまして災害時における救急救命等の活動に大きく寄与することが期待されております。いわゆるまさに防災面での効果ということだろうと思っております。 このような効果ではございますが、今までの費用対効果、いわゆるBバイCの
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 今般行われましたこの東日本大震災の舗装復旧工事におきまして、舗装会社並びに従業員が独禁法違反の疑いで刑事告発、起訴されたこと、誠に遺憾であるというふうに認識しております。 特に、この本案件につきましては、公正取引委員会が既に告発をし、東京地検が起訴した案件でございますので、国土交通省としてはその裁判を見守るという立場に立たせていただいているところでございます
○政府参考人(森昌文君) お答えいたします。 無電柱化の意義でございますが、三つの観点があるというふうに言われております。台風、地震の際に電柱が倒れて救急救命あるいは復旧の大きな支障になってしまうという視点での道路の防災上の観点、また、電柱があって狭い歩道の中を歩けない、あるいはバギーが押せないというような安全性の確保という観点、また、観光地等々の良好な景観の確保という観点から無電柱化を進めているところでございます
○森(昌)政府参考人 お答えいたします。 大規模震災時におけます救急救命に資する緊急交通路、あるいは復旧に資します緊急輸送道路といったようなこと、これらを確保していくため、道路の果たす役割は非常に重要だと認識しております。 ふだんながらの橋梁等の耐震補強、あるいは電線類の地中化といったようなものを進めてきておりますが、加えまして、国土交通省といたしましても、平成二十七年二月に、八方向から都心に連絡
○森(昌)政府参考人 お答えいたします。 流雪溝と申しますのは、道路上の除排雪のみならず、地域の除排雪活動におきましての作業の軽減、あるいは円滑化に資します重要な施設であるというふうに当方も理解しております。全国の豪雪地帯を中心に、平成二十六年度末時点で二千四百六十九キロが整備されておりまして、委員のお膝元でございます青森県は四百九キロということで、全国でもかなりの大きな割合が整備されているところでございます
○森(昌)政府参考人 お答えいたします。 生活道路の除雪、例えば青森市では、除雪計画をつくって除雪を行っているということでございますが、その際には、交通量、あるいはバス路線に指定されているか否か、また道の幅といったようなものを考慮して優先順位を決めているということでございまして、今御指摘あったように、予算制約もございますので、生活道路が幹線道路に比べて除雪回数が少ないといったようなことも確かに否めないところではないかというふうに